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お知らせ

声明

一般社団法人 古典芸術振興会(以下、本会)は、神韻2015日本公演の主催者として、以下の通り、声明します。

本会の主催により2015年4月に日本で開催される同公演は、米国ニューヨークに拠点をおく神韻芸術団が、毎年おこなっている世界ツアー公演の一環であり、日本のみならず、北米、南米、欧州、アジアおよび大洋州の各国と地域で、好評を博しています。
中国政府とは一切の関係をもたない同芸術団の全演目は、現在の中国本土でほとんど失われた正統な文化、すなわち清らかで美しく、人間の道徳を高めて善に導く大きな力にあふれた中国伝統文化にもとづいて制作されています。
中国伝統文化について、古来より中国の人々は、皇帝から庶民に至るまで、これを天上の神から伝えられた文化、すなわち「神伝文化」として崇敬してきました。

それは、五千年という悠久の歴史が、綿々と受け継がれてきたものでした。
しかし、20世紀の後半になって、中国に、無神論・唯物論を標榜する外来の思想が入ってくると、これらの貴重な伝統文化が、徹底的に破壊されるという悲劇に見舞われたのです。
今日、中国社会のあらゆる場面で目にされる、すさまじい道徳崩壊の事象は、まさに正統な文化を失ったことによる必然的結果であると言えます。

このような中国の悲しむべき姿に心を痛めた、海外在住の華人アーティストが、その力を結集し、2006年に設立したのが神韻芸術団です。
同芸術団による公演は、純粋な舞台芸術であって、その他のいかなるものでもありません。
また、当然ながら、その上演は、全ての自由主義社会において認められた正当な権利である表現の自由によって、保証されています。

しかし現在、海外でおこなわれる神韻公演に対しても、大使館などの在外公館が神韻公演を妨害しています。
最も多いケースが、神韻を開催する予定の劇場に対して、大使館関係者が直接出向いて、舞台を貸さないよう、不当な圧力をかけることです。

本日、12月12日付け『産経新聞』に、「中国大使館が中止要請 劇場側は拒否」と題する記事がでました。
同記事によると、来年4月に本会が公演開催を予定している劇場に、中国大使館の報道官・書記官が訪れ、舞台を提供しないよう要請した、といいます。
また、それに対して劇場側は、「日本には表現の自由がある」と主張して拒否した、としています。
本会として同記事の事実関係についての詳細は把握していませんが、同様の手段によって中国政府が海外の神韻公演を妨害してきた事例は、これまでに数多くあります。

なお、産経新聞の同記事のなかで、劇場を訪れた大使館員の言葉として「公演は反中国活動を行う法輪功の活動資金になっている」という記述がありますが、これは事実とは全く異なっています。
本会が主催する神韻日本公演は、すべて正確かつ健全な経理によって運営されており、他者のいかなる活動資金源にもなっていません。

本会は、神韻日本公演の主催者として、日本の皆様が心からお楽しみいただけるような、美しく、感動的なステージをお届けすることをお約束いたします。

以上をもって本会の声明といたします。

2014年12月12日
一般社団法人 古典芸術振興会

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